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2005年11月10日

セキュリティの総合イベント - Security Solution 2005 - レポート

掲載誌 有料メールマガジン「Scan Security Wire(2005年度)」
今注目のネットワークにまつわる規格・制度をわかりやすく解説!
掲載年月 2005年11月10日
執筆者 志賀 武(アイドゥ)

ネットワーク時代のセキュリティビジネスイベント「Security Solution 2005」が、10月26日~28日に東京ビッグサイトで開催された(主催:日経BP社、後援:経済産業省・総務省)。企業のセキュリティ対策担当者、技術者、経営・マネジメント層をターゲットに、ネットワーク・セキュリティをはじめ、各種セキュリティ対策製品、サービス、ソリューションなどが展示された。

4年目の今年は、昨年比26社増の142社が出展、出展スペースも147%増と過去最大の規模となった。来場者数でも昨年を5千人程度上回る、3万2千人あまりと大きな伸びを記録した。


目立つ情報漏洩防止対策

全体の73%にあたる104社が「情報漏洩」に関する製品を出展していたのが今年の一番の特徴だ。個人情報保護法の施行もあり、外部からの攻撃に対する守りのセキュリティ対策だけでなく、内部からの情報漏洩をいかに防ぐかという攻めの対策が求められていることの表れだろう。

○生体認証

トータルなシステムとしてのソリューションの展示はもちろんだが、指紋認証・顔認証などの生体認証が、比較的目につきやすい部分に展示されていることが多かった。

そのひとつ、ソニーの指紋認証システム「PUPPY(パピー)」は、自社ブースだけでなくパートナー各社のブースでも紹介されていた。このシステムは、指紋を究極の個人情報と考え、登録・照合処理をユニット内で完結させることにより、指紋情報を外部に出すことなく個人認証を可能とするというコンセプトの元に開発されたもの。ユニット内完結処理ゆえ、他社のソリューションとの融合も容易なようだ。

また、BBモバイルでは、携帯電話を暗号化の「鍵」として使うことで、新たなシステムの購入が不要で安全・確実なデータ保護が行える、10月にサービスを開始したばかりの「SyncLock(シンクロック)」をデモンストレーションしていた。

○外部ストレージ対策

外部ストレージについての考え方は、各社かなりの違いが出ていた。特にUSBメモリについては、専用鍵として使用するシステム、情報漏洩の元凶として使用を禁止するシステム、暗号化することで社外でも安全にデータを取り扱うためのツールとして使うシステム、およびその組み合わせがみられた。

たとえば、サイエンスパークの「4th Eye(フォース・アイ)」には、USBメモリなどによるファイルの持ち出しを禁止する「Standard」、専用USBキーでの持ち出しを可能にした「Professional」、アクセス・ログ取得機能を追加した「Professional++」、持ち出しファイルの暗号化を含めシステム全体の情報漏洩対策をカバーする「Enterprise」というラインアップが用意されている。

情報漏洩の危険が高いものとして禁止するか、その利便性を安全に享受するかは企業の姿勢が決めるもののようだ。


注目の企画展示ゾーン

今年もっとも注目されている技術分野として、会場中央に次の3つの特設展示コーナーが設けられ最新ソリューションが出展された。

・スパム・フィッシング対策

通常業務効率に被害をおよぼすスパム、企業の信用にかかわるフィッシング対策に関するコーナー。

・フォレンジック・IPS

情報漏洩が発生したときに取得したデータを保全する機能を持つフォレンジック関連製品や、外部からの不正アクセスを検知するとともに検知した不正アクセスをリアルタイムに遮断することができるIPS関連製品のコーナー。

・ドキュメントソリューション

内部犯罪の情報漏洩経路として対応の遅れている紙媒体に焦点を当て、紙文書の情報管理に有効な不正コピー監視、ファイル流出防止、文書管理などのソリューションを紹介するコーナー。

ユニークな「商談予約システム」

-単なる展示会に終わらせない新しい試み-

9月下旬から11月4日の間、出展社と企業をマッチングする「商談予約システム」が用意されている。公式サイトでの利用登録後、解決したい問題や疑問を日経BP社の公式サイトに課題登録すると、出展企業から提案メールが送られてくるというもの。その中から自社に役立つと思われるものに返信することで、商談予約を行う形になる。実際の商談時までは、連絡先などは公開されない。

基本的には会期中に会場での商談を想定しているが、会場で初めて話を聞く普通の展示会と違って事前のやりとりが可能なため、より密度の濃い話ができると思われる。時間を有効に使える画期的なシステムだ。


セキュリティ・ソリューションフォーラム

東京ビッグサイト内の会議棟では、「セキュリティ・ソリューションフォーラム」が併催され、基調講演を含め30のセミナーが開催された。

基調講演は、26日が総務省の大塚寿昭CIO補佐官による「情報セキュリティの現状と体系的・総合的対策」、27日が牧野総合法律事務所の牧野所長による「企業に求められる情報セキュリティ内部統制システムの確立を目指して」、28日がカーネギーメロン大学日本校の武田圭史教授(情報セキュリティ研究科)による「情報セキュリティ-最新動向とこれからのアプローチ」。

個別セミナーでは、NECによる「現状に合わせた段階的導入による情報漏洩対策」など、セキュリティの専門家によるタイムリーな話題についての講演が行われた。


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