アイドゥ
  • Eyedo News
  • サービスメニュー
  • 会社案内
  • 執筆原稿
  • Pick Up(書籍等)
  • Web連載
  • 講演・研修
  • お問い合わせ

執筆原稿

  • アクセス埼玉(82)
    • IT活用ワンポイントアドバイス(11)
    • IT活用で仕事の効率アップ(12)
    • 効率的な職場環境をつくる!IT活用法(12)
    • 問題解決!ITの簡単活用法(12)
    • ITがもたらす企業経営(12)
    • IT軽業活用術(12)
    • ネットワークを生かし、21世紀を楽しくしよう(11)
    • 特集(1)
  • Scan Security Management
    • 2006年度(7)
    • 2005年度(37)
    • 2003年度(5)
  • Scan Security Wire
  • その他執筆(6)
    • RMC TOKYO NEWS(1)
    • 神奈川県中小企業団体中央会 IT情報ネットワーク(3)
    • 企業診断ニュース「インターネット広告の現在 」(3)
    • 中小企業だより「どう取り組む、中小企業のITセキュリティ対策 」(1)
    • 情報化の処方箋(2)
    • Novell(7)
    • 朝鮮商工新聞(7)

ママの認知症は天からの贈り物~在宅介護と社長業のワークライフバランス~

講演・執筆依頼

お問い合わせ
  • ホーム
  • »
  • 2005年度
  • » 注目の情報セキュリティ資格、その取得と効用 第5回 米国で3年連続の最優秀資格、国内ではITスキル標準対応のCIWセキュリティ・プロフェッショナル
2005年11月22日

注目の情報セキュリティ資格、その取得と効用 第5回 米国で3年連続の最優秀資格、国内ではITスキル標準対応のCIWセキュリティ・プロフェッショナル

掲載誌 有料メールマガジン「Scan Security Management(2005年度)」
掲載年月 2005年11月22日 Vol.132
執筆者 原田智子・井上きよみ(アイドゥ)

CIW(Certified Internet Webmaster)セキュリティ・プロフェッショナル取得者は、セキュリティの設定や管理責任者として、プロジェクトを遂行する知識と技術を認定された技術者といえる。ウイルスや攻撃手法の識別、ファイアウォールの検知技術による対策手法、OSのセキュリティ、セキュリティ監査などの能力に対する資格だ。

 >> http://www.ciw-japan.com/cur/cur_sec.html

CIWセキュリティ・プロフェッショナル 試験概要
出題形式など4択式で、問題数は60問
試験所要時間75分
受験料15,000円(税別)
試験会場アール・プロメトリック、ピアソンVUEが主催する全国の公認テストセンター
合格基準75%以上のスコアが必要(60問中45問以上正解)
試験日程いつでも可能(上記公認テストセンターでの可能日時)
申し込み上記認定試験受付センター


3年連続で最優秀資格を勝ちとったCIW

120以上のIT資格を中心に技術記事を提供する「CertCities.com」の発行元として有名な、米国の101コミュニケーションズは、読者が選ぶ最優秀資格「Annuual Reader's Choice Awords」として、CIWを2002年から3年連続でインターネットの最優秀資格「Best Internet Certification」に選んだ。

CIWは、WindowsやLinuxなどの世界標準の製品/技術をターゲットにしたベンダーニュートラルな資格だ。世界的なインターネット技術者協会IWA(International Webmaster's Association)が、CIWの資格取得を推奨しているあたりも、人気の一端をうかがわせる。すでに100カ国以上10万人近くが、インターネット資格の世界標準資格として、CIWを取得している。

国内に目を向けると、CIWは、経済産業省の「ITスキル標準」(ITSS:Skill Standards for IT Professionals)の「レベル2」に対応した資格である。ITSSは、未経験レベル、エントリレベルのレベル1、レベル2、ミドルレベルのレベル3、レベル4の5段階に分類され、レベル2はエントリレベルの上級にあたる。
なお、ITSSユーザー協会の教育・研修ワークグループが作成した、スキル達成度の評価の一助となる認定資格とITスキル標準フレームワーク表は下記URLで参照できる。

 >> http://www.itssug.org/docs/

国内のCIW採用企業/団体には、日本IBM研修サービス、NECソフト、富士通ラーニングメディア、NTTラーニングシステムズ、日立ソフト、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス・ラーニング、日本経営協会、法政大学、産能大学、金沢工業大学などがある。


3年連続で最優秀資格を勝ちとったCIW

120以上のIT資格を中心に技術記事を提供する「CertCities.com」の発行元として有名な、米国の101コミュニケーションズは、読者が選ぶ最優秀資格「Annuual Reader's Choice Awords」として、CIWを2002年から3年連続でインターネットの最優秀資格「Best Internet Certification」に選んだ。

CIWは、WindowsやLinuxなどの世界標準の製品/技術をターゲットにしたベンダーニュートラルな資格だ。世界的なインターネット技術者協会IWA(International Webmaster's Association)が、CIWの資格取得を推奨しているあたりも、人気の一端をうかがわせる。すでに100カ国以上10万人近くが、インターネット資格の世界標準資格として、CIWを取得している。

国内に目を向けると、CIWは、経済産業省の「ITスキル標準」(ITSS:Skill Standards for IT Professionals)の「レベル2」に対応した資格である。ITSSは、未経験レベル、エントリレベルのレベル1、レベル2、ミドルレベルのレベル3、レベル4の5段階に分類され、レベル2はエントリレベルの上級にあたる。なお、ITSSユーザー協会の教育・研修ワークグループが作成した、スキル達成度の評価の一助となる認定資格とITスキル標準フレームワーク表は下記URLで参照できる。

>> http://www.itssug.org/docs/

国内のCIW採用企業/団体には、日本IBM研修サービス、NECソフト、富士通ラーニングメディア、NTTラーニングシステムズ、日立ソフト、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス・ラーニング、日本経営協会、法政大学、産能大学、金沢工業大学などがある。


推奨している企業の声:セキュリティ技術力をはかる指標として

<NECソフト:ITトレーニングセンター大野ゆかり氏>

『ミッションクリティカルなシステム構築において、セキュリティ技術は欠かせない。ITパートナーとして顧客価値の最大化を目指すには、セキュリティ技術力の向上と技術者の拡大は急務である。当社では、技術力を測る指標として、この資格取得を推奨している。社内技術者向けに、定期的に研修コースを開催するとともに、社内で受験できる仕組みを整えて、全社的にセキュリティ技術力を向上させ、プロフェッショナルな技術者を育成している。』


合格者の声:職場でも評価も高く、資格取得に満足

<団体職員:SE・セキュリティ担当喜多川まゆみ氏>

『以前は民間企業でシステム担当をしていたが、公的機関への転職によりセキュリティ担当になり、それが資格取得のきっかけだった。取引先が有名なIT企業ばかりで、最新の知識を習得するために必死だった。当資格には、を目指したのは、WindowsとLinux両方のセキュリティが含まれていて、業界のコアスキルが身につけられることが魅力だった。CIW公認トレーニングプロバイダで受講し、システムをハッキングしたり逆に防御したりと、かなり実務的な内容でとても刺激を受けた。受講により合格率が高まると聞いていたので、受験にはプレッシャーもあったが、資格を取得したことで自信がついた。
ベンダー資格は、製品がバージョンアップすると資格も失効してしまうが、CIWの資格はそれがなく、「ITスキル標準」のレベル2に対応しているので、職場での評価も良く満足している。効率的に資格を取るためのアドバイスとしては、トレーニングへ参加することをお薦めする。』


CIWセキュリティ・プロフェッショナルの出題傾向を探る

CIW試験の特長は、WindowsとLinux両方のセキュリティが対象になっていることだ。試験の類似問題で確認してみよう。

[1] LinuxにおいてWindows 2000のセキュリティアーキテクチャに相当するのは、メモリ内で稼動するアプリケーションと他に何ですか?

  1. アカウントの組み合わせ
  2. テキストファイルの組み合わせ
  3. 共通プロトコルの組み合わせ
  4. ログの組み合わせ

[2]Sun Microsystemsが提供しているNIS+は、同社が提供するNISと比べた長所
として正しくないのはどれですか?

  1. 管理手順の簡素化
  2. 公開鍵暗号化
  3. 階層的データベース構造
  4. 格納情報

[1]の正解は「B」。LinuxにおいてWindows 2000のセキュリティアーキテクチャに相当するのは、テキストファイルの組み合わせとメモリ内で稼動するアプリケーションだ。
[2]の正解は「A」。NIS+はNISと比べて、公開鍵暗号化、ユーザおよびホストレベルでの認証の強化、共有権限付きのNIS+プリンシパルグループの作成などの長所がある。

当試験のセッションと出題数は以下の通りである。


セッション試験問題数
---------------------------------------------------------------
・ネットワークセキュリティとファイアウォール22
・オペレーティングシステム・セキュリティ16
・セキュリティ監査・アタック・危機分析22


CIWセキュリティ・プロフェッショナルを取得するには

プロソフトトレーニングジャパン(以下「ptj」)教育企画部部長の引地英治氏は、「CIW公認トレーニングプロバイダ(CIW-ATP:CIW Authorized Training Provider)のトレーニングを受講することが、資格取得の最短距離。その他、ptjが推奨するジェイ・ジェイ・エスのCIW模擬試験(受験料:3,150円)には、CIWファンデーションとCIWセキュリティ・プロフェッショナルの2科目があるので、スキル確認に最適だ。」と語る。

>> http://www.jjstc.com/service/4-23.html

なお、CIWセキュリティプロフェッショナル認定を取得するには、資格同意書の提出とCIWファンデーション資格の合格が必要条件になる。


CIWセキュリティ・アナリスト資格が追加

CIWセキュリティ・アナリストは2004年から実施され、下記資格のいずれかの保持者が、CIW資格同意書を提出しCIWセキュリティ・プロフェッショナル試験に合格すると認定される資格だ。(CIWファンデーション資格の合格は免除される。)

    [取得資格]
  • Microsoft Certified Systems Administrator(MCSA)
  • Microsoft Certified Systems Engineer 4
  • Certified Novell Engineer (CNE) 4
  • Certified Novell Engineer (CNE) 5
  • Cisco Certified Network Associate (CCNA)
  • o Certified Network Professional (CCNP)
  • ertified Internetwork Expert (CCIE)
  • x Professional Institute (LPI) Level 2
  • Level2 LCE (Linux Certified Engineer)

マイクロソフトやシスコシステムズ、Linuxの資格保有者にとって、CIWのセキュリティ資格を取得するには好都合な制度である。


EDIT

カテゴリ:

  • 2005年度

コメントする

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 注目の情報セキュリティ資格、その取得と効用 第5回 米国で3年連続の最優秀資格、国内ではITスキル標準対応のCIWセキュリティ・プロフェッショナル

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.eyedo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/52


[プライバシー] [リンクについて] [免責事項] [著作権]  Copyright(c)2008,Eyedo Co.,Ltd. All Right Reserved