アイドゥ
  • Eyedo News
  • サービスメニュー
  • 会社案内
  • 執筆原稿
  • Pick Up(書籍等)
  • Web連載
  • 講演・研修
  • お問い合わせ

執筆原稿

  • アクセス埼玉(82)
    • IT活用ワンポイントアドバイス(11)
    • IT活用で仕事の効率アップ(12)
    • 効率的な職場環境をつくる!IT活用法(12)
    • 問題解決!ITの簡単活用法(12)
    • ITがもたらす企業経営(12)
    • IT軽業活用術(12)
    • ネットワークを生かし、21世紀を楽しくしよう(11)
    • 特集(1)
  • Scan Security Management
    • 2006年度(7)
    • 2005年度(37)
    • 2003年度(5)
  • Scan Security Wire
  • その他執筆(6)
    • RMC TOKYO NEWS(1)
    • 神奈川県中小企業団体中央会 IT情報ネットワーク(3)
    • 企業診断ニュース「インターネット広告の現在 」(3)
    • 中小企業だより「どう取り組む、中小企業のITセキュリティ対策 」(1)
    • 情報化の処方箋(2)
    • Novell(7)
    • 朝鮮商工新聞(7)

ママの認知症は天からの贈り物~在宅介護と社長業のワークライフバランス~

講演・執筆依頼

お問い合わせ
  • ホーム
  • »
  • IT活用で仕事の効率アップ
  • ,
  • アクセス埼玉
  • » 第4回 「あなただけ」感の演出で、“てきめん”DM効果! ~差し込み機能と自分フォントで手書き効果を狙おう~
2007年07月01日

第4回 「あなただけ」感の演出で、“てきめん”DM効果! ~差し込み機能と自分フォントで手書き効果を狙おう~

掲載誌 雑誌「アクセス埼玉」(財団法人埼玉県中小企業振興公社)
掲載年月 2007年7月(第4回)
執筆者 (株)アイドゥ 代表取締役 井上きよみ

手書きのお便りはうれしい

携帯電話やパソコンを使ったEメールや印刷されたDMが、私たちの生活にはあふれています。だからこそ、手書きのお便りをもらうと、とても新鮮に感じられます。
印刷されたDMでも、店員さんの一言が手書きで添えられていれば「自分は特別なお客さん」だと、うれしくなります。そして、そのDMを持って、お店に足を運ぶことでしょう。


手軽に「手書き風」を実現

図表1 DMハガキのできあがり例。一言メッセージに自分フォントと差し込み印刷を利用。
図表1 DMハガキのできあがり例。一言メッセージに自分フォントと差し込み印刷を利用。
ここまで読んで「確かにそれはいいけど、時間が取れない」「ペンタコができそう」と思われた方もいるでしょう。 でも、わざわざ手書きをしなくても、パソコンとプリンタで似たようなことが手軽に実現できます。 今回はDMの一言メッセージを例に、「あなただけ」感を演出する方法を
  • 自分フォント
  • 名前データの差し込み
という2つの組み合わせでやってみます。できあがりは図表1のようになります。


DMのひな型と顧客名簿(住所録)を用意

最初に準備するのは、顧客名簿(住所録)ファイルです。あらかじめ「CSV形式」(区切り文字形式)のファイルに変換しておけば、ほとんどのソフトで使えるようになります。
そして、一言メッセージを入れるスペースを空けたDMのひな形です。すでにハガキに印刷されたものでも、ワープロ等で作成したファイル状態のものでも構いません。
今回は一言メッセージ部分を「Microsoft Word」(以下Word)で作ります。
メッセージを入れる位置を決め、その文章を入力します。名前が入る部分は、とりあえず「○○」と入れておきます。


手書き風文字は自分フォントで

図表2 「まるで手書き」パッケージ(商品紹介Webページ)
図表2 「まるで手書き」
このメッセージを手書き風にします。それも自分の癖文字に似せるよう、「まるで手書き」(ソースネクスト;1,980円)というソフト(図表2)を活用します。 付属の200字原稿用紙に決められた文章を手書きし(図表3)、スキャナーで読み取ります。そして画面の指示にしたがって進めると、フォントが自動生成されます。ここまでは少し手間がかかりますが、一度作ってしまえば、使い回せます。 こうして出来上がった自分フォントを、手書きに見せたい部分のみに適用します。自分フォントも他のフォント同様、フォント一覧に表示されるので、選択するだけです(図表4)。
図表3 自分フォントを作るため、原稿に手書きする
図表3 自分フォントを作るため、原稿に手書きする
図表4 「きよみ白州ペン自動」と名付けた自分フォントを、フォントリストから選択し、文字列に適用
図表4 「きよみ白州ペン自動」と名付けた自分フォントを、フォントリストから選択し、文字列に適用


個人名「○○様」は差し込み機能を利用

名簿ファイルを用いて、はがき作成ソフトやワープロソフトの「差し込み」と呼ばれる機能を利用します。これは、「○○様」の「○○」部分へ、名簿の名前部分を入れるように、と指定するだけで、自動的に各人の名前を入れ替えながら印刷してくれる、とても便利な機能です。
Wordの場合、「差し込み印刷」です。名前が入る「○○」部分を選択してから始めます。

  1. 「ツール」メニューの「はがきと差し込み印刷」から「差し込み印刷」を選択
  2. 「差し込み印刷」ウィンドウが開くので、文書の種類で「レター」を選択し「次へ」
  3. ひな形の選択で「現在の文書を使用」を選択し「次へ」
  4. 宛名の選択で「既存のリストを使用」を選択(図表5)
  5. 「参照」から名簿ファイルを選択
  6. 「差し込み印刷の宛先」ダイアログボックスが開くので、中身を確認し「OK」をクリック(図表5)
  7. 「次へ」でレターの作成の「差し込みフィールドの挿入」を選択(図表6)
  8. ダイアログボックスのフィールドリストから名前(名字)のフィールドを選択し、「挿入」をクリック(図表6)
  9. 「次へ」でレターのプレビュー表示に進み、差し込みフィールドに実際のデータが入るのを確認
  10. 「次へ」で差し込み印刷の準備が完了
Word以外のソフトによっては、差し込み部分が「%%名前%%様」のように表示されますが、実際のデータ表示モードにすれば、印刷前に確認できます。
図表5 差し込みデータとなる名簿ファイルを選択
図表5 差し込みデータとなる名簿ファイルを選択


さらなるOne to Oneへの道

個人名だけの差し込みでも十分ですが、名簿に購入履歴や担当者などがあれば、本当に一人一人に向けたようなメッセージを作れます。差し込み機能は、工夫次第でバリエーションに富んだ活用が可能です。(図表6)
差し込み機能は工夫次第でバリエーションに飛んで活用が可能です。

「井上様、6月20日はご購入どうもありがとうございました。着心地はいかがですか。お買い求めのワイシャツに似合う夏らしいネクタイを多数入荷しました。井上様にお似合いの一本が見つかりますよう、お手伝いいたします。
担当の三原より」
( 赤字部分が差し込み)



さあ、印刷しましょう。いかにも手書きで1枚1枚書いたように見えるはずです。
DMだけでなく、暑中見舞いや残暑見舞いでも、この方法を実践すると、相手の方との距離がぐっと縮まることでしょう。


EDIT

カテゴリ:

  • IT活用で仕事の効率アップ,
  • アクセス埼玉

コメントする

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第4回 「あなただけ」感の演出で、“てきめん”DM効果! ~差し込み機能と自分フォントで手書き効果を狙おう~

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.eyedo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/146


[プライバシー] [リンクについて] [免責事項] [著作権]  Copyright(c)2008,Eyedo Co.,Ltd. All Right Reserved