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2006年08月01日

第5回 「メールでザクザク顧客を獲得する方法」~顧客を取りこぼさないメール術~

掲載誌 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社)
掲載年月 2006年8月(第5回)
執筆者 (株)アイドゥ ITコンサルタント 三原崇人

Webサイト、メール、FAX、電話、顧客獲得のための方法は様々です。今回は、すっかり古典的な手法と化したメールによる顧客獲得方法に注目します。実は意外と使えるのです。


メールこそワン・トゥ・ワンが理想

たとえば、あなたが自社サイトでオンラインショップを運営しているとします。考えられるメールでのアプローチ方法は、どちらでしょうか?

  • 全員に同じ内容を配信
  • 各顧客、個別に名前付きで配信

前者は、「まぐまぐ」や「メルマ」のような大手メールマガジン(以下、メルマガ)配信ポータルを利用した配信が連想できます。後者は、「三原さんへ」などと各人に名前を入れて送るタイプ。どちらの方が顧客に読んでもらえるでしょうか。確実に後者です。名前が入っていれば「自分に向けてメールが送られてきている」と認識され、メールソフトを開いても目に留まりやすくなります。ワン・トゥ・ワンマーケティングの考えを取り入れます。しかし問題なのが、1通ずつメールを書く、またはコピー&ペーストをしていたら膨大な時間がかかってしまうことです。

では、もう一度聞きます。両者はトレードオフの関係にありますが、あなたならどちらを選びますか?
私なら「簡単に全顧客に名前入りメールが送られるサービス」を探し出し、トレードオフも解消します。


名前とメールアドレスのリストを確保する

図表1 氏名(できれば姓名が別)とメールアドレスをセットで収集する
図表1 氏名(できれば姓名が別)とメールアドレスをセットで収集する
メールマーケティングを行う場合、メールアドレスが顧客リストになります。楽して効果的なメールを送るための第一歩は、図表1のようなフォームを用い顧客のメールアドレスと名前を収集することです。
先に挙げたメルマガ配信サイトを利用しても、図表2のようにメールアドレスしか登録されず、なおかつ発行者(自分)の手元にはリストは集まりません。
図表2 あるメルマガ配信ポータルの登録欄 メールアドレスのみの登録
図表2 あるメルマガ配信ポータルの登録欄 メールアドレスのみの登録

次の要点は、顧客の名前を自動で挿入できる機能を持ったメール配信サービスを利用することです。これは、テンプレート化されたメールの一部を書き換えるだけで個別に送られているように見せる、という機能です。
この2点を満たすと、手元に有益なリストを収集しながら効果的なメール配信が行えます。そして、図表3に挙げたサービスがその一例です。メール配信機能、顧客リストの蓄積、リストの入出力、名前挿入タグ、などが利用できます。有料ですが手間を考えれば破格の値段と言えるでしょう。

図表3 名前挿入可能なメール配信サービスの一例
名前種類月額料金運営会社備考
CombzMailASP2,300円~コンビーズ初期設定費用10,0000円
BiZMAILASP1,800円~ニットーギケンテクノ初期設定費用10,000円
DM senderASP1,000円~デジタル オフィス サービス年間契約


見込み顧客へのアプローチ

では、さらに高度ですが、より効果的なマーケティングを見ていきましょう。資料請求があった顧客に対するアプローチを想定します。
あなたの会社では見込み顧客へのアプローチはどのように行っているでしょうか。資料を送って終わりではないですよね。資料請求後にも連絡が許されているなら、積極的にアプローチしましょう。
消費行動の理論で「AIDMA(アイドマ)理論」を聞いたことがないでしょうか。これは、

  • Attention (注意)
  • Interest (関心)
  • Desire (欲求)
  • Memory (記憶)
  • Action (行動)

の頭文字をとったもので、人はこのステップで商品を購入するとされている理論です。
これを資料請求から商品購入までを考えて置き換えたものが図表4です。しかし、これを全部自動でやってしまえるとしたら、これほど効果的かつ簡単なことはないでしょう。

図表4 AIDMA理論と資料請求後の消費者行動パターンの対応
step資料請求~購入までAIDMA理論では
1資料請求Attention (注意)
2資料到着Interest (関心)
3資料を読む
4興味を持つ
5欲しくなるDesire (欲求)
6頭にインプットしておくMemory (記憶)
7購入するAction (行動)


「ステップメール」で段階的アプローチ

図表5 「MenuBiz」でメッセージを作成した様子
図表5 「MenuBiz」でメッセージを作成した様子
たとえば、図表5のように資料請求5日後に「資料は届きましたか?」という内容、1週間後に「資料は読み終わりましたか?」という内容を送るというシナリオを描きます。 資料請求後の相手の行動を予測し、タイミングを見計らってメール送信するのです。しかし、1人ずつの請求日とメール送信履歴の確認しメールをコピーし・・・としていると日が暮れてしまいます。 では、それぞれ申し込み後の経過時間に応じて自動でメールを送られるサービスがあるとどうでしょう。
それがステップメールです。図表6にいくつかのサービスを取り上げました。
図表6 ステップメールサービスの一例
名前種類料金運営会社備考
MeruBizJapanASP無料メルビズジャパン広告有り
楽PROメールソフトウェア29,800円ウェブロジックまぐまぐとの連携あり
KIGYO MAILASP月額5,000円~ハワイ起業ドットコムまぐまぐとの連携あり
図表7 タイトルへ名前入れ、シナリオを作成した
図表7 タイトルへ名前入れ、シナリオを作成した
ステップメールの特徴は、あらかじめシナリオを作成しておくと、あとは自動でメールが定期的に配信されていくという点です。 図表7は数日置きに名前入りメールが配信されるよう設定しておいたものです。これに名前を挿入する機能が付いているサービスなら、まさしく自分だけのためにメールが送られているような感覚になるでしょう。先に紹介したものより値段は高いですが、それだけの価値があるということです。 リストが充実していれば、属性(男性・40代など)に応じて、シナリオを複数作成することとより緻密なメールマーケティングが可能になります。ステップメールを使いこなせば見込み顧客から反応・成約率が2倍、3倍になることも夢ではありません。

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