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2004年05月01日

第2回 ソフトも通話料も完全無料のIP電話 ~IT活用の一歩は試すことから~

掲載誌 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社)
掲載年月 2004年5月(第2回)
執筆者 井上きよみ

「IP電話」という言葉が市民権を得た感はありますが、普及はまだまだ。一部の企業を除き、ビジネスよりむしろ個人利用の方が進んでいます。

従来の電話が「公衆電話網」と呼ばれる電話専用の回線を使うのに対し、IP電話はインターネットなどで採用されている「IPネットワーク」経由でつながります。
なお、IP電話の定義には、専用IP網を利用する狭義の意味と、インターネット電話も含めた広義の意味とがありますが、今回は広義の方で話を進めます。


取引先との通話が無料にならないのであればメリットなし?

IP電話は通話料が安い、両者が同じプロバイダだと無料と言われながらも、発展途上の技術ゆえ、使いづらい面はあります。

  1. 音声の途切れや遅れで、スムーズな会話ができないことがある
  2. 一般電話からの着信には、050から始まる専用番号を取らなければならない
  3. 110番など、かけられない番号がある
  4. 相手が自分と同じプロバイダ等でないと、通話料が無料にならない
  5. 新たな機器を買ったり、買い換えたりしなければならない

IP電話より先にブロードバンド回線が普及したこともあり、「4.」の理由による場合が意外と多いのです。
自社の本支店や工場間ではプロバイダを統一できても、取引先にはそれを強要できません。それで結局、お金と手間をかける割にはメリットが薄そうと判断するのでしょう。


ブロードバンドとパソコンがあれば、無料で始められるIP電話

しかし、前記の「4.」「5.」をクリアできる注目のサービスが登場しました。

「Skype」というIP電話ソフトです(図1)。
「MSN Messenger」など、よく似た機能のものはすでにいくつか出ていますが、広告が表示されたり、セキュリティ面での不安もありました。
Skypeは暗号化通信され、広告も一切ないため、ビジネス利用に向いています。

利用するには、インターネットにつながったパソコンに、Skypeサイトから無料でダウンロードしてインストールします。
自分だけでなく、通話したい相手側でもSkypeが必要です。
電話のやりとりが多く、かつお願いできそうな取引先に協力してもらいましょう。そうすれば、距離や国境に関係なく、互いに無料通話ができます。

自分のユーザー名などを入力したら利用可能となりますが、続いて相手を登録し(図2)、アドレス帳を作ります。
そして、登録した相手を選んで通話ボタンを押せば、相手へコールできます。また、いつ、だれとどのくらい通話したかの記録がすぐにわかるのは便利です(図3)。

図1 相手と通話中の「Skype」の画面 図2 いわゆるアドレス帳登録 図3 通話記録がすぐにわかるのは便利
図1 相手と通話中の「Skype」の画面図2 いわゆるアドレス帳登録図3 通話記録がすぐにわかるのは便利


「試用」というスタンスで効果を見よう

図4 PCとUSB接続できる受話器例
(出典:パイオニアコミュニケーションズのサイト内))
図4 PCとUSB接続できる受話器例
Skypeはソフト・通話共に無料とはいえ、インストールしたり、いつでもコールを受けるために互いがSkypeを起動しておく必要があります。 さらにパソコンにはマイクやスピーカーが必要ですから、まだまだ電話ほど簡単には使えないかもしれません。

ヘッドセットやマイクを付けるのが面倒だったり違和感がある場合には、USB接続できる受話器(図4)を使えば、その面はかなり楽になるでしょう。


IP電話に限らず、まだまだIT活用の壁は厚いかもしれません。しかし、無料もしくは安価に「試用」できるサービスが多いのもITならでは、です。

そのリスクが少ないというメリットを活かし、本当に経費が削減できるのか、従来できなかったことができるようになるのか等々、実際に試みる姿勢こそ経営には大切です。


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カテゴリ:

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