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  • » 第10回 カラーコピー機が3万円台で実現、オールインワン プリンタの実力
2004年01月01日

第10回 カラーコピー機が3万円台で実現、オールインワン プリンタの実力

掲載誌 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社)
掲載年月 2004年1月
執筆者 井上きよみ
記事目次 ●本文(第10回)
カラーコピー機が3万円台で実現、オールインワン プリンタの実力
~複合機ならではの使いやすさを実感~        
●各コーナー 今月のBookMark「DREAM GATE」
ワンポイント用語「リッチメディア」
お手軽ツール紹介「マイクロソフト エンカルタ 総合大百科 2004」

本文 複合機ならではの使いやすさを実感

カラープリンタの低価格化、高品質化が進み、年賀状印刷用として家庭で購入した人も多いでしょう。個人需要が少なくなる年明けこそ、企業にとって「買い」の時期です。


複合機能と「買い」の理由

図1 複合機(EPSON PM-A850)を購入し、オフィスの片隅に設置
図1 複合機(EPSON PM-A850)を購入し、オフィスの片隅に設置

特にこの冬、カラー・インクジェット・プリンタはコピー機能などを1台で併せ持つ複合機が進化しました。
複合機の利点として、

  1. カラーコピーなどの機能が3万円台で手に入り、別々に買うより安い(表1)

  2. 1台で済むので省スペース、電源確保も1つでいい(図1)

  3. 操作が簡単で、パソコンなしでプリンタだけで使える

  4. の3つが挙げられます。2~3万円台の機器を中心に見ていきましょう。

●表1 主なカラー・オールインワン プリンタ(A4サイズまでの印刷ができる機種) (*1)2003年12月初旬の税抜き価格。店舗により価格差あり。
(*2)デジタルカメラを直接接続するか、メモリカードを挿入することにより、パソコンを経由せず、画像印刷できること
(*3)CD-RやDVDのメディアに直に印刷できること
FAX
有無
メーカー 機種名 実勢価格(*1) 機能 プリンタの
解像度(dpi)
その他備考
プリンタ コピー スキャナ 写
真
ダ
イ
レ
ク
ト
印
刷(*2)
C
D
-R
ダ
イ
レ
ク
ト
印
刷
(*2)(*3)
なし エプソン カラリオPM-A850 3万5千円 ○ ○ ○ ○   2,880×720 フィルムス読込
キヤノン PIXUSMP370 2万5千円 ○ ○ ○ ○ ○ 4,800×1,200  
hp PSC 2310 2万4千円 ○ ○ ○ ○   4,800×1,200 オプションで両面印刷
Lexmark P3150 PrinTrio Photo 2万円 ○   ○     4,800×1,200  
あり キヤノン PIXUSMP730 5万3千円 ○ ○ ○ ○ ○ 4,800×1,200  
hp PSC 2550 Photosmart 5万円 ○ ○ ○ ○   4,800×1,200 ワイヤレスLAN内蔵
Lexmark X6170オールインワン
・ステーション
3万8千円 ○ ○ ○ ○   4,800×1,200  


簡単操作で「見えない」コスト削減

図2 メモリカード挿入部の拡大写真
図2 メモリカード挿入部の拡大写真。この機種では3つの挿入口により、スマートメディアなど7つのメモリカード規格(ほぼ全社デジカメ)に対応。また別口でUSBのハードディスクなども接続できる
図3 オーダーシート
図3 オーダーシート。写真一覧を見ながらほしい写真にマークしていく。オーダーシートの出力もメニューから選ぶだけの簡単操作。
家庭向け機種は「だれでも操作できる」ことを目標に開発されてきました。しかし、多数の人間がいるオフィスだからこそ、この良さが発揮されます。覚えたり教えたりする面倒が少なくなれば、それだけ生産性が上がり、また、だれもが気軽に使えるようになります。

例えばカラーコピー。プリンタとスキャナがあれば、今まででも同等のことはできました。が、そのためには紙での印刷を考慮に入れたスキャニングの仕方を熟知する必要があったのです。適切な解像度やファイルの種類、きれいにスキャニングする方法等、専門性を要求される作業です。かと言ってコンビニに行ってコピーしても、できあがりがイマイチで、がっかりという経験をお持ちの人も多いでしょう。

それが複合機の登場により、コピー機同様の簡単操作で、きれいな印刷ができるようになりました。ただ少し時間がかかるので、大量コピーには不向きです。


すぐ印刷できる強み

デジタルカメラで撮影した画像をL判などの写真プリントとしてすぐに出せます。多くの機種ではSDカードやメモリスティック等、複数規格に対応したメモリカード挿入部(図2)を持ち、あとはボタン1つか2つで印刷できます。印刷する画像の選択も可能。

社員旅行写真なら、写真一覧がA4に出る「オーダーシート」機能が便利です。このシートを人数分印刷・配布し、ほしい写真にマークを付けてもらいます(図3)。あとはこのシートを再びプリンタに読み込めば写真のできあがり。

名刺が切れそう!という場合にも、応急処置ができます。1枚だけ台に置けば、A4一面に繰り返しコピーされて出てきます。何もないよりずっとマシでしょう。


パソコンなしで直接保存

スキャニングした画像をメモリカードやUSBのハードディスクに直接保存できます。今まではスキャナにつながっているパソコンからでないとできなかった、取り込み作業が自由にできるようになり、重宝しています。


オールインワンの総合評価

当社でも実際に購入し、使用しましたが、「買って本当に良かった」が素直な感想です(表2)。

今や当たり前となったフチなし印刷で見栄え良いパンフレットもできるでしょう。専用紙を使えば、名刺からユニフォームまで、自家製でもきれいなものが、どんどん出来上がります。

まさにほしいときにすぐを実現する「オンデマンド印刷」の自社版ですね。


今月のBookMark 実は経営者にも役立つ独立・起業サポートサイト 「DREAM GATE」

http://www.dreamgate.gr.jp/

DREAM GATE
初心に返るのに新年はふさわしい時です。起業した人々の体験談を読むと、自分の創業時を思い出し、元気が沸いてきます。決意新たに仕事に取り組めそうです。

独立・起業支援情報サイトとはいえ、実は経営者になって長年経つ人でも、ここからいろいろなヒントが見い出せます。最も実務的なものでは「全国各地の支援策情報」で、助成金や融資に関し、地域やカテゴリを絞った検索が可能です。また、「よくある起業・独立相談」でその質問内容を見ると、良い広告ツールは?、人材の活かし方は?という具合に、企業経営における永遠の課題が多く掲載されています。

新規分野を別会社化してみようという場合には、資本金1円で設立できる最低資本金規制特例やNPO法人設立の解説などが役立ちます。さらに無料のメールマガジンでも興味深い話題を収集できます。

なお、ここは経済産業省が後援ですから、安心して利用できます。


ワンポイント用語 リッチメディア

埼玉県中小企業振興公社のホームページにあるリッチメディア広告例
埼玉県中小企業振興公社のホームページにあるリッチメディア広告例。1枚の絵が動いて次々に変化するので、視線が行きやすい。
20年ほど前、絵や音声、動画を一緒に扱える「マルチメディア」という言葉が脚光を浴びました。それの今風な言い方が「リッチメディア」です。これら二つの言葉にほとんど違いはありませんが、インターネットでの情報配信では、「リッチメディア」という表現が好んで使われています。

今までのインターネット回線は遅く、表示に手間取どる画像は、ややもすると「重いページ」などと言われ、ビジネスでは敬遠されがちでした。が、ブロードバンド時代に突入し、回線速度が飛躍的に向上すると、状況は変わってきました。カラフルで動いたり音声が出る絵、映画やテレビ画像と同じような動画、ゲームのようにマウスのクリックに応じて変化する画面など、高い訴求力を持つものが再び注目されるようになりました。これらが比較的新しい技術(具体的にはJava、Flash、Dynamic HTMLと言われているものです)によって制作されているという目新しさを強調するにも、新しい呼び方が必要だったのでしょう。

最もよく私たちの目に触れる形で実現しているのが「リッチメディア広告」です。ホームページ上で見かける動くバナー広告が、これに該当します。

リッチメディアを自社サイトにどのように取り入れていくかは、サイトの位置づけや方針、制作予算との兼ね合い等で検討すべきでしょう。


お手軽ツール紹介 知的好奇心を満たす、マルチメディアならではの醍醐味
           「マイクロソフト エンカルタ 総合大百科 2004」

標準価格 製品版 14,800円(税別)
アップグレード版 7,800円(税別)
マイクロソフト エンカルタ 総合大百科 2004
対応 Windows XP/2000/Me/98
発売元 マイクロソフト
URL http://www.microsoft.com/japan/reference/ers/
図1 起動時の画面
図1 起動時の画面(いわゆるトップページ)

ずっしりと風格ある百科事典が本棚に並ぶ光景は小さな頃の憧れでした。でも紙から得られる情報はせいぜいイラストか写真まで。「イルカの鳴き声は?」「蛇はどうやって卵を食べるの?」という子供の素朴な疑問を解決するには至りませんでした。でも、ITの発展はこんな場面でも威力を発揮します。マルチメディア事典がインターネットと連携して、知的好奇心を満足させる強力な道具となった、というのがエンカルタの印象です。

情報量は、紙の百科事典約30冊分の文字データ、地図帳2万ページ分の地図データ、写真・動画・音声など2万6千点のマルチメディア、国語・英和など4つの辞書データと圧倒的。しかし、膨大な情報でもキーワード検索や条件指定により、容易に探し出せます。また、画面上部のボタンから「項目」「地図」「統計データ」等の切り口からも探索でき、目的指向型と散策的な調べ方の両方になじみます(図1)。

例えば、検索ボックスに「へび」と入力すれば、2クリックで蛇が卵を飲み込む映像にたどり着けました(図2)。今度は「イラク」で引いてみました(図3)。キーワード以外に、国名や地図からも可能です。ここから国土、気候、詳細地図、統計、バグダッドの写真やイラク神話、時事的な「イラク復興支援特別措置法」まで見られます。イラク国歌がこんなに明るいメロディだとは知らず、ちょっとうれしい発見もありました。

図2 「へび」で検索して出てきた映像
図2 「へび」で検索して出てきた映像。百聞は一見にしかずがマルチメディアのおかげで実感できる。
図3 「イラク」で出てきた最初のページ
図3 「イラク」で出てきた最初のページ
図4 統計資料を利用して簡単なグラフも作れる
図4 統計資料を利用して簡単なグラフも作れる。これは4カ国の人口増加率を棒グラフ化したもの。

起動画面に現れる絵を選んで、気が向くままクリックだけで進めていくのもいいでしょう。小さいお子さんと一緒に楽しめます。

図5 ブラウザ(Internet Explorer)からエンカルタを利用
図5 ブラウザ(Internet Explorer)からエンカルタを利用

ネットサーフィン中に調べたいものを見つけたら、Webブラウザの「クイックエンカルタボタン」ですぐにエンカルタ内を検索できる機能もあります(図5)。

インターネット接続により、データをアップデートしたり、同等内容がブラウザで見える「MSN エンカルタ百科事典」も2004年12月まで無料で利用できます。


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