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  • » 第9回 地域密着型eビジネスは鉄道会社と共に
2003年12月01日

第9回 地域密着型eビジネスは鉄道会社と共に

掲載誌 雑誌「アクセスさいたま」(財団法人埼玉県中小企業振興公社)
掲載年月 2003年12月
執筆者 井上きよみ
記事目次 ●本文(第9回)
地域密着型eビジネスは鉄道会社と共に    ~定期券と携帯電話の連動:小田急「グーパス」~
●各コーナー 今月のBookMark「ぐるなび忘年会 関東版」
ワンポイント用語「パソコンリサイクル法」
お手軽ツール紹介「筆まめVer.14」


本文 定期券と携帯電話の連動:小田急「グーパス」


定期券と携帯電話で

小田急電鉄が「グーパス(goopas)」というサービスを始めています。定期券で駅の自動改札を通ると、約20秒後に携帯電話に最新情報を届けてくれるというものです。

グーパスとは
グーパスとは (出典:グーパスのWebサイトから)
グーパス会員になれるのは、小田急の定期券を持っている人のみ。沿線エリアのグルメ・ショッピング、イベントの紹介やお店で使えるクーポン券から「ミニ情報」など、沿線情報と暇つぶし情報が携帯メールとして届きます(表)。情報提供料自体は無料ですが、携帯電話によっては、メール受信料がかかります。
携帯メールとして配信される情報
*「○」から4つを選択
選択 ジャンル、名称 内容
○ 小田急沿線情報 沿線エリアを6つに分け、そのエリア内のグルメ、ショッピング、お祭り・イベント情報や街のウンチク、クイズなどの沿線密着型情報。エリアは選択制。
○ 「エンタメ・ピックアップ」 映画、チケット、CD・DVD、美術展、イベント等の最新情報
○ 「トレンド大好き!」 新語・流行語、新商品、話題のモノや場所などのトレンド情報、ファッション、フード、気になるランキングデータ、巷のウワサなどノンジャンルの流行情報
○ 「10秒でわかるビジネス情報」 新刊書紹介、ビジネス系イベント情報、ビジネス名言、ビジネスマナーなど仕事に役立つ話題
○ 「英語に強くなりたい」 シーン別のワンポイント英会話やトラベル英語、知っておきたい英単語など
○ 「本日のショート・ショート」 本当にあった笑える話、イカした死語などの「脱力系」情報
  「今週のチェック!」 注目イベントや開店情報、必見TV番組等、今週チェックしたい情報
  「グーパス心理学」 深層心理ゲーム
  「みんなの投稿」 さまざまなテーマへのメンバー投稿型情報
  「懸賞にチャレンジ!」 ケータイでチャレンジできるさまざまな懸賞を紹介
  「沿線フォト日誌」 普段気づかない沿線スポットを写真で紹介
  「ラッキーグーパス」 話題の商品や優待券・招待券が当たるメール
  「クーポン」 グルメ、ショッピングで使えるお得クーポン
  「ミニmagnetcafeグーパスSHOP」 オシャレ商品などのケータイ・ショッピング


グーパスに学ぶ「賢さ」

携帯インターネット人口が増加し、携帯メールが最も手軽な情報提供手段と認知された現在、「携帯+何か」によって、ビジネスを拡大しようという動きはあちこちで見られます。

そんな中でグーパスという鉄道会社主導の試みは、地域振興への大きな可能性を与えるものではないでしょうか。

情報提供者から極めて近い場所で、その情報が受け取れるということは、「ちょっとお店をのぞいてみよう」という行動に結びつく可能性が、他の場合に比べて遙かに高いと言えます。通勤・通学の「隙間時間」をうまく狙ったことも、メールの実購読率を特別な努力なしで、引き上げることができます。

メール配信の効果を検証するのも、紙媒体の広告などに比べて、確実かつ容易です。クーポンなど携帯画面を見せることで客側の「得」になる仕組みにしておけば、客はそれを見せて買い物をします。店側ではその情報を記録しておけば、どういう配信をすれば効果的かを実績数値により分析でき、次回への販促策へとつなげられます。

ケータイ+定期券効果の分析
ケータイ+定期券効果の分析

また、直接売上げには結びつかないような地元情報でも、住民自身がそれによって地元の再発見・再開拓につながれば、暮らしの中での喜びを感じることでしょうし、それを契機に草の根的な地域振興につながるかもしれません。

さらに、トレンド情報などを提供側が「意図的」に流せるのもケータイならではの良さ。雑誌やテレビで紹介されたものが「ココにある」という触れ込みは効果大です。口コミ情報もうまく活用できます。


鉄道会社との提携が鍵

小田急といえば東京~神奈川を走る路線ですが、埼玉県内の鉄道でも、別の形で地域密着型eビジネスは始まりつつあります。まだまだ会社間での取り組み状況には差がありますが、JR東日本が11月より「Suica電子マネー」を始めるなど、最近、動きが活発化しています(表2)。

「右にならえ」の日本社会だから、1社が始めれば、すぐに他社からも同じようなサービスが開始されるはずです。

ITという文明の利器を得て、住民が利便性を感じる、本当に意味での地域密着型サービスが、今だからこそ容易となりました。特に消費者向け地域産業にとっては、鉄道会社といかに早く提携するかが大きな「鍵」となるでしょう。ぜひこのチャンスを逃さず、地域活性化、そして自社活性化に結びつけてください。


今月のBookMark 忘年会・新年会のお店探しはここで。 「ぐるなび忘年会 関東版」

http://enkai.gnavi.co.jp/kanto/

ぐるなび忘年会 関東版
飲食店情報満載の「ぐるなび」が、忘・新年会に特化した期間限定サイトを開設中です。(2004年1月31日まで)

「テーマ・こだわり、場所、料理ジャンルの切り口からお店を検索し、そのまま予約まで可能。それも「掘りごたつがいいな」「安くあげてよね」「思いっきり飲んで食べたい」という、幹事さん泣かせのわがままな要求に対応した作りは、特設サイトならでは。いちいち問い合わせをしなくても候補の絞込ができるので、後はその中から選ぶだけです。接待に使える高級店を探したり、特典つきのサービスを狙ったり、カラオケ・二次会向けのお店探しもできます。

そして、ものぐさ幹事さんへのイチオシは「スーパーらくらく幹事さん」。日時・場所・人数・料理・予算などの希望を入力して、あとは待つだけ。お店の方から立候補・連絡してくれます。それもこちらのメールアドレスや名前はお店側に非公開ままやり取りできるから、とても気楽です。しかも、この機能は期間なしの常設だから、年中いつでも利用できます。


ワンポイント用語 パソコンリサイクル法

パソコンリサイクル法
今年10月から施行されたこの法律により、これまでゴミとして処分されていた家庭用の不要パソコンの回収・リサイクルが、メーカーに義務づけられました。メーカーでは、回収したパソコンの部品や材料を、新しい製品のために再資源化します。

対象となるのは、パソコン本体とディスプレイ、ディスプレイ一体型パソコン、ノートパソコンです。キーボードやマウスなど製品に同梱されていた装置等も含みます。プリンタなど、その他の周辺装置や、ワープロ専用機はこれまで通り、ゴミとして処分できます。

回収再資源化料金は、メーカーを問わず一律ですが、その負担は消費者がしなくてはなりません。デスクトップ型のパソコン本体・ノートパソコン・液晶ディスプレイ一体型パソコン・液晶ディスプレイはそれぞれ3千円、CRTディスプレイ一体型パソコンやCRTディスプレイはそれぞれ4千円です。

新しく買うパソコンにはあらかじめ回収費用が上乗せされており、該当製品には「PCリサイクルマーク」のシールが貼ってあります。シールのないパソコンを処分する時は、規定の料金を払ってメーカーに送り返さなければなりません。また、自作パソコンや、現在国内で扱いのないメーカーのパソコンは、組立部品の販売店や自治体に問合わせる必要があります。

今パソコンの買い換えをすると、これまで使っていたものの回収費用と、新しいものの上乗せ費用の両方を負担する必要があり、とても割高に感じます。そこで、この制度を逆手にとって、独自のパソコン下取り・買取りを実施し、中古品再生・販売に力を入れるパソコンショップもあるようです。


お手軽ツール紹介 年賀状はもう作りましたか? 「筆まめVer.14」

標準価格 製品版 5,980円(税別)
アップグレード版 3,480円(税別)
筆まめVer.14
対応 Windows XP/2000/Me/98
発売元 クレオ
URL http://club.creo.co.jp/products/hagaki/fude14/
図1 メインメニュー
図1 メインメニュー。「年賀状特急デザイナー」を選んで作成開始。
図2 第1ステップのデザイン選択
図2 第1ステップのデザイン選択。

年賀状の季節になりました。はがき作成ソフトを利用してカラープリンタで印刷すれば、カラフルな年賀状がだれでも手軽に作れます。今回ははがき・住所録ソフトとして人気のある「筆まめVer.14」で挑戦です。

箱を開けると、オールカラーのミニ冊子「年賀状作成ガイド」が入っていて、この通りに作業を進めれば、初めての人でもインストールから年賀状作成、宛名印刷までが簡単に進められます。

では「年賀状特急デザイナー」を使い、3ステップで年賀状を作りましょう(図1)。第1ステップは、デザインの選択。改まった雰囲気のものから、干支のさるのイラスト入りやポップな感じのものまで、豊富なデザインからお気に入りを選びます。ここではデジカメ画像を入れられるタイプにしました(図2)。第2ステップでは、写真やイラスト選択。撮影済みのデジカメ画像ファイルを選択するだけで、すっぽりとデザインの中に収まります。第3ステップは文章の編集。定型文ならワンクリックで入ります。こうしてあっという間に年賀状が完成しました(図3)。

次は宛名書きです。Excelや他の宛名ソフトで作成した名簿があれば、そのデータを筆まめに取り込んで利用できます。一から入力する場合も、強力な助っ人機能により、サクサク進められます。例えば、電話帳に登録されている所であれば、電話番号の入力だけで、名前と住所は自動的に入ります。珍しい人名でも、専用ソフトだけあって、驚くほどの変換候補が次々と表示されます(図4)。さいたま市の区政など、最近の市区町村合併の新しい郵便番号・住所にも対応し、自分で修正しなくても自動変換してくれます。手入力を減らすための工夫が随所にあり、本当に感心させられます。そして、年賀はがき用、普通はがき用、市販の規定サイズの封筒用などの宛名レイアウトを選んで印刷すれば(図5)、すべての作業は終了です。

さらに、多くの便利機能が満載。例えば年賀状を彩るのにふさわしい豪華な金文字。なんと普通のカラープリンタでこれができます。写真画像を素早くきれいにする修正・加工機能や、季節や相手に応じた600点もの文例集など、年賀状だけでなく一年中活用して、ぜひ「筆忠実」になりましょう。

図3 デジカメ画像を入れ、文章を変更して完成した年賀状
図3 デジカメ画像を入れ、文章を変更して完成した年賀状。
図4 氏名入力で姓名辞書が表示されているところ
図4 氏名入力で姓名辞書が表示されているところ。住所入力には地名辞書がある。
図5 宛名の印刷イメージ
図5 宛名の印刷イメージ。レイアウトの微調整も可能。

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