先日、とあるセミナーに行ってまいりました。
「食べたらネット」の事業に関するセミナーなんですが、以前から健康保険関連事業に携わってきた人々の話なので重みがありました。
講演は
・ニチレイフーズさん
・ルネッサンスさん
・NTTデータさん
の各社の事業部の部長さんや課長さんが担当していました。
参考になったのはNTTデータさんの三健人。
歩数計を持ち歩いて、歩いた分だけポイントとして還元される、ということなのですが、このインセンティブ絡みの話が非常に参考になりましたね。
あとは、各健保が想定している1人あたりの対策予算と、それに対する各事業者の見解なんかも聞けました。
勿体無いから教えません(笑)
どのお話&サービスも、競合ではなく協業相手みたいな感じだったのですが、非IT系の方からIT系サービスの印象について興味深いことが語られていました。
(司会者さんに「IT系サービスのデメリットは?」と聞かれて)
IT系サービスの人からは「●●が図れます」と色んなサービスを紹介されるが、こちらとしては「それで?」となってしまう。
という話がありました。
これはシステム系営業の話とかでよく聞く話で、あれこれ性能を説明したところでお客さんにとってどんなメリットがあるのかとか、いわゆるソリューションを提示してないのと同じことかなーと。
今後の「食べたらネット」のウェブサイト作りとか、営業用資料作りとかもこの辺を意識していきたいところです。
あと、豆知識。
Q.国はなぜ個人ではなく、健保に対してメタボ対策を義務付けたのか。
これ、分かりますか?
答えは、
A.基本的人権に反するから。
だそうです。
憲法には詳しくないのですが「太ってはいけない」とするんですから、言われてみればそうですね。